2024年7月24日のNHK「ドキュメント72時間」では、パリの漫画喫茶が取り上げられます。
この漫画喫茶はどこにあるのか?なんていうお店なのか?気になりましたので、ちょっと調べてみました!
パリの漫画喫茶の店舗情報
何て言うお店なの?
NHK「ドキュメント72時間」で取り上げられたパリの漫画喫茶は、パリ13区にある「マンガ・カフェV2」です。
2006年夏に1号店となる「マンガ・カフェV1」をパリ5区に開店、2011年夏には2号店となる「マンガ・カフェV2」を13区に開店します。
その後、1号店の「V1」は2013年秋に閉店、現在は2号店の「V2」のみがひきつづき営業しています。
場所はどこ?
マンガ・カフェV2は、パリ市南部のパリ13区にあります。近くにはセーヌ川も流れています。
- 地下鉄14号線、RER C線│ビブリオテーク・フランソワミッテラン駅 徒歩2分
- トラム3a号線│アヴェニュー・ド・フランス駅 徒歩7~10分
パリ13区ってどんなところ?
パリの13区は、パリ市の南部にある再開発地区です。多くの高層住宅棟が立ち並ぶ光景が特徴で、中華街があることでも有名です。アジア系の住民が多く居住しているエリアとしても知られています。
マンガの蔵書数は?
18,000冊以上の書籍があり、自由に読むことができます。
個室ブースも充実しています。日本のネットカフェと変わりませんね!
大きなソファもあり、ゆったりとくつろげます。
オプションコーナー
「マンガ・カフェV2」には、漫画の閲覧コーナー以外に3つのオプションコーナーが併設されています。
書籍販売
書籍の販売コーナーがあります。日本の漫画を中心に約6000冊が取り揃えられています。平置きのスペースには毎週の最新書籍が並べられています。
コンセプトストア
さまざまな日本のグッズ商品の販売コーナーがあります。フランスでは見ることができない最新の日本の商品を常に仕入れているそうです。特に日本のお弁当箱は人気のあるグッズでよく売れています。また、伝統工芸品(招き猫、だるま、こけし、お香など)、漫画用の文房具、フィギュアなども豊富に販売されています。
日本製の食品販売コーナー
ポッキーやポテトチップスなど、日本のお菓子や食品も販売されています。日本のみならず韓国や中国などの製品も一緒に棚に並んでいるようですね。
また、日本酒やウイスキー、梅酒も意外と人気なのだそう。フランス人の舌には日本のお酒がウケているようですね。
なぜパリに漫画喫茶を開いたのか?
なぜフランスのパリで漫画喫茶を開くことになったのか、公式サイトには以下のように紹介されています。
フランス人にこんなに漫画を読む習慣があったとは、意外ですね!私の勝手な予想ですが、日本の漫画の芸術性の高さが、フランス人のアートを見極める目に止まったのではないかな?と考えています。
「マンガ・カフェV2」の営業時間と料金
営業時間
公式サイトによると、祝日も含め年中無休、以下の時間帯で営業しているようです。
- 月曜 12:00-19:30
- 火曜~土曜 10:30-19:30
- 日曜 14:00-19:30
日本では漫画喫茶は遅くまでやっていたり、24時間営業というイメージがありますが、わりと早く閉まってしまうようですね。曜日によっても時間が若干違いますので、利用する場合は気をつけましょう。
利用料金
- 最初の1時間│4ユーロ(約700円)
- オフピーク時間帯(火~金10:30-13:00)│3ユーロ/1時間(約500円)
- 追加料金│1.5ユーロ/30分(約250円)
わりとリーズナブルな価格設定ではないでしょうか?ただ、閉店が早いので、長くくつろぎたい人には物足りないかもしれません。平日の開店直後は安めで利用できるみたいです。
お得なプリペイドカードも!
- 1日パス│20ユーロ(約3,400円)
- 10時間カード│30ユーロ(約5,000円)
- 20時間カード│55ユーロ(約9,300円)
- 50時間カード│125ユーロ(約21,000円)
- 100時間カード│250ユーロ(約42,000円)
ヘビーユーザーの方は、こちらのプリペイドカードを購入すると、おトクに利用できるようです。
「マンガ・カフェV2」のクチコミは?
Google の評価では、2024年7月現在961件ものクチコミがあり、評価も4.5と、かなりの高評価となっています。いくつか声を紹介します。
漫画愛好家にお勧めできる良い経験です。圧倒的な漫画の品揃えとフリードリンク、ゲームが楽しめる広い部屋。ゲームはかなり限られており、利用可能な座席/ソファは多少損傷していますが、それでも問題ありません。本の状態もとても良く、スタッフも感じが良いです。リーズナブルな価格で体験できるのでおすすめです。
GoogleMapより 原文:フランス語
ただただ最高!電車で出発前に到着したら、超カッコいいお店を発見!!さらに良いことに、わずか 4 ユーロで、漫画、ゲーム、ソファなどと冷たい飲み物とコーヒーを 1 時間楽しむことができました。大変有意義だった!!そしてスタッフについて何と言えばいいでしょうか、若い女の子が可愛かったです!一言で言えば、すべてが完璧でした。次回パリに行くときはそこに戻ります!!皆さん、ありがとうございました!
GoogleMapより 原文:フランス語
ほとんどが、以上のような高評価のレビューですが、一部低評価のものもありました。
食料品の部分のみに注目するつもりです。漫画の部分は試していません。 残念ながら、ほとんどどこでも同じように、日本製品の価格は法外です。 例えば「うまい棒」は0.50ユーロですが、日本では最大10円なので6倍以上!この価格で輸入しないでください。まったくコストの価値がありません。 キットカットのパックは 8 ユーロ、チップスのパックは 5 ユーロ… 私たちが見つけた製品は、販売されている価格では消費者にとって最も興味深いものではないと思います。 お金持ちでない限り、ここで買い物をしないでください。
GoogleMapより 原文:フランス語
「うまい棒」に詳しい方もいらっしゃるんですね!これを見ると、食料品は全般的にお高めのようです。
まとめ
今回は、フランスのパリにある漫画喫茶「マンガ・カフェV2」についてまとめたことをご紹介しました。パリオリンピックにあわせて訪問する人も多くなるのではないでしょうか?
ぜひみなさんも、パリに行く機会がありましたら立ち寄ってみるとよいかもしれません。
マンガ・カフェV2公式サイトは
コメント