2024年の今年も、待望の夏の高校野球が開幕しました!今年は甲子園球場が出来て100周年という佳節でもあり、節目となる開催回ともなっています。
私は高校野球観戦が大好きで、大会期間中は仕事も手につかないほど速報を気にしています。
私と同じように、地元の高校や母校の野球部を応援して楽しんでいる方も多いのではないでしょうか?
さて、初日の第三試合は、奈良県代表の智辯学園と岐阜県代表の県立岐阜城北高校の対戦となりました。試合は延長タイブレークにもつれる大接戦となり、最後は智辯学園高校が勝利しました。
この試合で、「誤審では?」と騒がれたシーンがあり、ちょっとした議論が巻き起こっています。
私もこの試合を見ていて気になりましたので、映像を見ながら振り返り、合わせてXでの世間の反応を見ながらこの問題について見てみることにしたいと思います。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
誤審が疑われた問題の場面
こちらの動画を見てみましょう。スコアは2ー3で岐阜城北が1点勝ち越しでの9回表1アウト、ダブルプレーで試合終了、岐阜城北が勝利となる場面でした。
1塁塁審は、セーフ判定していますが、スライディングしたランナーが塁に触れるより先に1塁手が球をキャッチしているように見えます。
たしかに、実際に現場で見てみないとなんとも言えない非常に微妙なシーンではあるでしょう。ただ、この際どい判定に、視聴者やSNS界隈で異論が巻き起こっているのかと思います。
タイブレークではエラー頻発の展開に
この後、岐阜城北は1点を返して同点とし、タイブレークに持ち込みます。あと一歩で勝利のチャンスを逃した岐阜城北はエラーを頻発。首の皮一枚で命拾いをした智辯学園は、その機に乗じて一挙3点を奪取して勝ち越します。
しかし岐阜城北も負けじと3点を取り返し、まさにシーソーゲームの展開となりました。ここで両チームともエラーが多発し、試合の流れがより混沌としていきます。
智辯学園が粘りの勝ち越し
この第三試合は18:30過ぎに開始しましたが、タイブレークに入ったときにはすでに21:30を回っていました。慣れないナイター照明の中、夜遅くに及んだ試合で、選手たちの集中力も限界に来ていたのではないかと思います。球が見にくいという普段とは異なる環境も、球児たちに試練を与えたのではないでしょうか。智辯学園の主将知花選手はインタビューに以下のように答えています。
主将の知花 琉綺亜内野手(3年)は「ナイターは楽しかったですし、良い経験になりますが、やはり球が見にくく、難しかったです」と振り返っていた。
yahooニュースより
その中で、智辯学園が岐阜城北のエラーに乗じて再び3点を勝ち越します。岐阜はその裏食い下がりますが、得点することができず、9-6で智辯学園の勝利となりました。
リクエスト導入を求める声も出ている
この試合を受けて、Xでは高校野球にも「リクエスト導入」を求めるポストが多く見られました。
こちらは、岐阜城北に同情的なコメントとともに、大学野球にもリクエスト導入を訴えています。大学野球にも同様な問題が多いのでしょうね。
また、審判のせいではなく、高野連の責任を指摘するポストもありました。
決定的な瞬間が撮られていた!
そして、完全にゲッツーだったと断定できる瞬間が撮られていました。
ランナーの手は塁から目測で50センチほどはあるかと思います。1塁手の青木くんは完全にボールをキャッチしてグローブの中に球がありますね。
これを目の前で見ていた塁審はどうしてセーフと判定したのでしょうか。本来ならば試合終了になっていた場面だけに、疑惑とモヤモヤは残ります。
まとめ
初日から好ゲーム続きとなった夏の高校野球ですが、第三試合から「誤審疑惑」が噴出する幕開けとなりました。ルールの中で行われていることですから、試合結果はひとまず冷静に受け止め、勝った智辯学園には次の試合でも立派なプレーを貫いていただき、岐阜城北の分まで頑張ってほしいと思います。
一方で、ビデオ判定やリクエスト導入の声が多く上がったのも事実でしょう。審判も人間ですから、時には間違えることもあります。この暑い中では判断能力も多少なりとも影響を受けることもあるでしょう。
球児たちの思いを無下にすることのないよう、どこまでも選手ファーストのホスピタリティで、気持ちの良い甲子園のプレーを見たいものですね。
お読みいただきありがとうございました!
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